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2012年7月 2日 (月)

ここの職員は素晴らしい。

前回の日記で説明をした、「黒字倒産」の危機。

7月から新しくはじめた「職員朝ミーティング」にて、説明し、職員間で危機意識を共有する。

ついで、四半期ごとの「県メニュー事業」事業報告書の、作成担当者振り分け。今年から「地域活動支援センター」へ移行し、はじめての報告書作成は、とても浜坂一人では出来る分量ではないのです。

「資金繰りに関しては、福祉施設の団体とも連携し、市と協議をしていきます。その打ち合わせのため、7月8月は事業所にいないことが多くなりますので、毎日の業務は、これから皆さんになるべくお願いしたい。とりわけ、今月10日までの『県メニュー事業』報告書は、皆さんで分担して、書類を作っていただきたい。」

「それから、今回の問題の端緒となった市の説明会案内通知が、私の目に触れないまま紛失した事態を何としてでも改善したい。文書管理は私がやるのではなく、朝ミーティングの場で全員で行います」

このようにして、目の前の業務を分担したわけですが、まあその量が多いこと多いこと!

「何をこんなにたくさんの書類が必要なんですかねぇ…」とぼやきながらも、一斉に仕事に取り掛かる職員を見て、浜坂は不覚にも涙が出そうになりました。

そもそも、毎日の職員ミーティングがない、という時点でオカシな事業所だったのですが、改めてミーティングの大切さを痛感。

今までは、文書管理も浜坂、仕事を振るのも浜坂と、すべて浜坂を経由しないと仕事が進まない状態でした。当然、「わからないけど、とりあえず浜坂さんに言えばいいや」という雰囲気が、とても苦しかった。

事業所の中に今、どのような仕事があるのか、どのような文書が来たことによってどのような仕事が発生したのか、いつまでにこなさなければならないのか、自分が今している仕事はどの仕事のどの部分なのか…

こういったことが分からないまま、浜坂に言われたことをこなしているような職員の状態。「もっと主体的にどうして仕事ができないのか」と、浜坂はいらだちを募らせていましたが、その理由は、職員ミーティングを通して『情報を共有する』ことを怠ってきたことによる構造的なものだった、ということが判明する。

逆に、今まで職員ミーティングなしでずっとやってきた前所長が、どれだけ職員の主体性を奪う仕事を職員に提供してきたか、ということ。

今日の職員たちの仕事ぶりは、まさしく主体的という言葉を表現するにぴったりのものでした。

というより、今朝のミーティングは、仕事の分担という言葉に借りて、「もう浜坂は無理です、助けてください!」という悲痛なSOSでもありました。

整然と仕事の分担が決まり、整然と業務に取り掛かる職員の姿は、まるで浜坂のSOSをしかと受け止めましたよという意思表示にも見えました。

うれしかった。

と同時に、ここの職員をますます好きになりました。

小説家、ピアサポーター、ミュージシャン、ミュージシャンの追っかけ…めちゃくちゃな経歴の人が集まる不思議な空間だからこそ、無限の可能性を仕事の中に見出すことができて、めちゃめちゃ楽しい。

少しだけ余裕ができた浜坂は、いよいよ「黒字倒産」回避のために市と知恵を出し合う戦いに備えます。

と同時に、より情報を共有しやすくするために、職場内の書類や、PCのサーバー内にてんでんばらばらに転がっている資料を整理しなければ。

ようやく浜坂、ギアチェンジに成功しつつあります。

立ち直れたお礼を、心の中で深々とする。所長である浜坂が一番若いという稀有な職場。諸先輩方は素晴らしい。この職場にいられて、浜坂は幸せなのです。

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