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2010年3月13日 (土)

「こんな俺でも夢を見ていた」教えてくれた証が消えた・・・「北陸」「能登」ラストラン〜その5〜

「ありがとう『北陸』」とか「『北陸』の思い出よ永遠に・・・」なんて、プラカードを掲げる人たち。なんだ、列車自体のヘビーユーザーではないのね。えーい、マスコミも、そんな分かりやすい人ばっかりインタビューしてんじゃないよ・・・と心の中で毒付き続ける浜坂。

駅に住んでる人から、ダンボール一枚もらってきて、ひそかに持ってきた「浜坂の使用済み切符・個室カードキー・シャワーカード」の数々をそこに貼り付けて、プラカードとして掲げでもすれば、間違いなく浜坂もマスコミにモテモテになるだろうな、とは思ったのだが(笑)

あえてやりませんでした。

いいんです、主役は列車なんですから。福祉において、主役がクライアントやメンバーであるように。音楽において、主役がお客の皆様たちであるように。

いいんです、「ラストランを惜しんで千人もの人が集まりました」と報道される、その中のひとりとしていさせてくれれば。

さあ。これで、もはや上野駅へ行っても、どこへ行っても、昔の自分を思い出させてくれる列車を見ることはできなくなった。

職を転々とする、こんな俺でも、昔は夢ばかり見ていられた時期があったんだよ、と振り返って教えてくれる存在が、いなくなってしまった。

「ふるさとは遠きにありて思うもの」。「遠きみやこに帰らばや(帰りたい)」。そんな室生犀星の言葉を繰り返しながら、この「みやこ」を「帰る」べき場所、つまりこの東京の町をふるさとと呼べるように、夢をかなえて住み着いていけるための行動を、これからもやっていくだけです。

いつ願いが叶うのか分かりませんが。

叶った時には、あの切符たちをもう一度取り出して、ひとりで握りしめて喜びをかみしめたいと思います(笑)

さあ。今日は今から大学の同級生たちに会ってきます。浜坂の鉄ヲタ話の、餌食になってもらいますか(笑)

ではでは。

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