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2010年2月19日 (金)

私は表現の型をこの人から学んだ・・・田宮俊彦ワンマンライブ

明日は、田宮俊彦ワンマンライブ@町田clove。
 
浜坂は、この人と出会って、ホントにたくさんのことを学んだなあ、としみじみ思う今日この頃、。
 
語り出せばキリがないけど、ひとつ挙げるならば、浜坂としては、この人から、歌という表現の「型」を学びました。
 
自分の思いを人に届けるのって、むずかしい。赤ちゃんなら、泣けば誰かが飛んできてくれる。だけど、大人になった私たちは、声を上げて泣いても、誰も振り向いてくれないどころか、逆にうとましく思われてしまったりする。
 
だから私たちは、思いを届けるために、コトバを使う。それも、どうやったら正確に伝えられるだろうかと、コトバを選ぶ。
 
初対面の人に「好きです」とイキナリ言っても、思いは伝わらない。だから、親身になるために、最初のトークは・・・となると、皆さん、だいたいこんな話題かなっ・・・てのを頭に思い浮かべるでしょ。こんなふうに、何かをするにあたっての、パターンを、型(かた)と呼びます。
 
「柔道の型」「剣道の型」・・・武道に例えるとわかりやすいですね。戦うにあたって、背負い投げとはこうするものだ、上段の構えとはこうするものだ、という「型」。
 
表現の世界にも、それはあって。たとえば、誰かに指で「バン!」と撃たれたら、普通のリアクションとしては「うっ!」と撃たれたふりをする・・・「お約束」というやつですね。これも、「表現の型」のひとつの形です。
 
さて、歌です。「あなたに伝えたい この想いを」とか、「きみに出会えてよかった」とか、やはりラブソングって、ウケがいい。となると、ラブソングという「型」の中で、自分の思いを表現する、という方法があります。親とか恩師とか、大切な人を亡くしたときに、自分の思いを「きみに出会えてよかった ありがとう」という恋愛の別れ歌にして表現する。音楽活動の中で出会った、かけがえのない人へも「きみに出会えてよかった ありがとう」同じ言葉の中に、感謝の気持ちを織り交ぜたり。そんな風にして歌を作るということが、ミュージシャンの世界、わりとあります。
 
田宮さんには、かなり長い間お世話になっています。そんな中、起こった出来事、出会った人たち、その中で、特定の他者へ向けたメッセージを歌にしたものを、じっくりと聞いてみます。「うまい!」と思ってしまいます。
 
特定の他者へ向けたメッセージが、「表現の型」を踏まえて語られることによって、歌を聴いたすべての人へ普遍的なメッセージとなって伝わるんです。
 
浜坂は、まだ、大人になった赤ん坊が泣きわめくだけのような歌しか作れていないなあ・・・と、いつも反省をします。
 
ミュージシャンとして、表現者として、最高にカッコイイ人です。アコースティックギター一本で行うワンマンライブ。ぜひ、たくさんの人に見に来てほしいと思います。
 
浜坂は、いつもながら、じっくりと見て、またたくさんのことを学びたいと思います。

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