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2009年12月31日 (木)

【死なないでください。】その2

今年こそは、今年こそはと浜坂が言い続けている、福祉の世界への復帰。今年も叶わなかった。

今の職場(工場)で、拒否し続けていた、大怪我の危険がある機械での作業。うまく言いくるめられて、少しずつ任されはじめていることが頭にきて、とうとう「今年度いっぱいで辞めます」と宣言してしまった。

大怪我して、転職すら叶わない体になったら、俺、今まで何のために生きてたの?って話になってしまう。そうなる前に、逃げなきゃ!

・・・と思ってたのだけれど、その後になって状況が変わり、すったもんだの揚げ句、辞意を撤回せざるを得なくなってしまった。

たくさんの人が、浜坂に、いろんな期待をしてくれる。ましてや、今、やらないとダメなんです、今、いてくれないとダメなんです、ということなんかを、間にはさんだりすると、もう訳がわからなくなってしまう。

自分にとってかけがえのないことであれば、どこへだって行く、何だってやる。ハタから見れば、音楽や鉄道マニアなんて、単なる遊びや贅沢にしか見えないかも知れないけど、浜坂にとってはとても大きな位置付けがあったり、自分自身や他人に誠実であろうとした結果のことだったりする。ただ、いかんせんマニアのやることなので、それが理解されにくいだけだと思う。

それすらできないというのであれば、人生を生きている意味がないとさえ思う。だけど、その全てをこなすのは、とても大変なことで。

みんなに心配されているレコーディングだって、浜坂自身もあせってるんです。

そりゃ、仕事辞めたら、レコーディングがストップする可能性も無くはない。でも、たとえすっからかんになって、実家へ強制送還されるハメになっても、レコーディングはその前になんとしてでも終わらせたい。

そんな危険な賭けをしてまで、今回は本気で仕事を辞めたかったのだけれど。浜坂の人生設計、また狂ってしまった。いつになれば、福祉の世界へ、戻れるのかなあ・・・実家のある石川の地で、充実していた福祉の仕事。それを辞めてまで東京へ来た、この選択は、間違いだったのかなあ・・・音楽と、福祉の仕事と、両方を追うのは、無謀だったのかなあ・・・

自殺してまで、教師としての思いを全うした彼に、今年こそは追いついて、「見たかコノヤロー!」なんて言いたかったのだが。なんだか彼に天国から笑われているようだ。「変わってないなあ、浜ちゃん!(笑)」なんて。

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